【保険豆知識】車を買い替えた時は・・・
2021.04.17
皆さまこんにちは。
アリーナ平岡店の大島でございます。
いつも当ブログへアクセスいただきありがとうございます。
今回は久々に私の本業である自動車保険についてお話をしたいと思います。
北海道にもやっと春が来て過ごしやすい季節になってきています。
皆さまの中には、この時期新しいお車を購入し心機一転という方も多くいらっしゃると思います。
そこで忘れてはならないのが、任意保険における「車両入替」手続きです。
「車両入替」とは・・・
契約車両を前の車から新しい車へと移行させるという意味を指します。
お車を乗り替えても自動的に車両入替はされませんので、ご契約者様ご自身で手続きが必要となります。
もし手続きをしないまま乗り続けていると、事故や盗難などに対する車や人への補償の対象が前の車のままになっているため、新しい車を運転して交通事故等を起こすと、保険適用外となり補償を受けることができなくなってしまいます。
「車両入替」手続きは基本的に新しい車の納車前に行うのが一般的です。納車日が分かった時点で早めに手続きしておくことをおすすめします。
納車日を「契約変更日」としておけば事前にお手続きも可能です。納車日から新しい車を契約車両にしておけばいつ車を運転することになり、万が一事故が起きても問題はありません。
さて、ここで疑問です・・・
納車日に前の車を運転して新しい車を引取りに行く途中などで、交通事故に遭った場合の補償はどうなるのでしょうか?
答えは・・・
前の車に対して自動車保険が適用となります。引渡しまでは前の車、納車後は新しい車に対し保険が適用になっているためです。
また、納車日までに「車両入替」手続きを忘れてしまうという方もいるでしょう。納車後でも手続きの猶予期間が設けられていますのでご安心ください。
ただ、車両の取得日、つまり車検証の発行日から30日以内が猶予期間となっています。納車日が起点となりませんので注意が必要です。
新しいお車が納車になりテンションMAXでなかなか自動車保険のことまで頭が回らないかもしれませんが、万が一の際せっかくの保険が役立たずとなりかねません。
「車買い替え」=自動車保険の「車両入替」手続きをお忘れなく!!